xtAge’s diary

ほんとに備忘録

祖母の透析による延命治療について思うこと

先日父親から祖母が定期健診で腎臓に異常ありということで透析手術をするため入院すると連絡があった。

どうやら保証人になってほしいため連絡してきたようだ。

 

最初は何も思わなかったが、何となく透析をする生活を思い浮かべたところ、

・祖母の体力がもたないだろうということ(透析は結構患者自身が体力使うらしい)

・もし仮に家から病院に通う場合、父が仕事自体できなくなってしまう恐れ

を考えると、居ても立ってもいられなくなった。

 

そもそも体に管を付けるようなことを祖母は望んでいるのか?ということも気になった。

 

とりあえず祖母の携帯に連絡したが、出なかったので父親のもとに車を走らせた。

運転途中に電話がかかってきたので祖母に折り返して電話できた。

自分「透析するって聞いたけど、おばあちゃんとしてはどうなん?」

祖母「先生に任せておけばいいって言ってるから心配しなくていいよ」

としんどそうに言っていたが、どうやら本人の意思で100%のYESの意思ではないように聞き取れた。

その後父にあったが「医療的に」ということばと理屈を立てて話されて、透析自体の是非について考えていないようだった。

自分「透析するって、病院にずっとおるの?」

父親「いや、家でずっと透析できる機械があるからそれ持ってくる」

自分「それ、トイレとか食事どうするん?」

父親「だからそれを考えないといけないんや」

 

いや、祖母の腎臓悪いのも老化(99歳)によるものだと思うからそれって延命治療じゃないのか?

以前から祖母からもし何かあったら延命治療はしないでくれと言われていたので、本人は透析手術した後の生活、管につながれながら本当に自由がきかなくなる生活のことを説明されていないのか疑問に思った。

 

私の推測ではおそらく祖母の意思や尊厳は無視されて、医者か父親の意思で勝手に決めたのだろうと思う。

 

本人の意思を無視して勝手に延命治療を選ぶとは・・・

しかも90代で透析したら平均余命は2年と少しらしい。

そのために尊厳を奪われた生活をしたいか、昔の祖母なら100%NOだろうな

 

結局誰のための透析なのかわからなくなる

医療関係者が儲かるだけでは?

透析の話は、父親にも祖母にとってもメリットが薄すぎる

昨今、社会保険料が高いことがかなり話題になっているが

こんなことを医療の現場ではやっている

 

祖母ははっきり言って老衰だから家族全員覚悟する時期だと個人的に思う。

祖母も電話口で「長く生きさせてもらったしあとはなるようになる」という感じ。

もう思考できていない様子。

父親は祖母の年金をポケットに入れているから延命治療の是非について議論しようとしないのか。

医師も何でもかんでも命を助けていたら日本の財政を圧迫するのに困ったものだ。

 

世間では若い世代が老人世代を敵視しているといわれているがこの医療行為をみるだけでもそう思われて仕方ない。

 

その医療費と年金がどこから出ているか日本医師会は考えてほしい。

まじでこの構造、変わってくんないかな?

社会保険料払っている若者がかなり割を喰ってて不平等だわ。

 

こういうことを考えると、次回はちゃんと選挙に行って投票しなくてはと思う。